撮影前の事前打ち合わせで、宮本さんと監督で話す機会がありました。監督が宮本さんの人柄を知りたいと思い、実生活での友達の好きな点を聞いたところ、「格好わるい点も隠さず話すところ」と言われたのがとても共感できたそうです。映像を撮り終え最後に「これはもう、梅酒というより、チョーヤです。」というナレーションを録音する時、「品は良く、でも心のなかで軽くふざけている感じで」と監督がお願いをしたら、宮本さんの第一声の「これはもう」が、あまりにも大きな裏声になってしまい、現場は笑いに包まれました。宮本さんの実直な魅力が垣間見られ、和やかな撮影現場を象徴していました。